元チェーンスモーカーのあまり頑張らない禁煙方法

ブログの更新を GitHub Actions に以降したので、雑記として禁煙する方法でも書いてみようと思う。「改正健康増進法」が施行されたのでタバコをやめたいと思っている人の一助になればと思う。

タイトルにもある様に私は元チェーンスモーカーである。なんか「我輩は猫である」的な書き出しでアレだけど、喫煙歴は20+年くらいで一日平均30本くらい吸っていたと思う。ひどい時で50+本くらい吸って気持ち悪くなったりしてた。

この程度で元チェーンスモーカーを名乗るなんてとかナントカ言われそうな気もするのだけれど、禁煙方法に関する記事を書く人間が「喫煙歴2年くらいで1日5〜10本の私でもやめれました!」なんて事だとあまり参考にならないと思うので、スモーカースペック(?)はそこそこ高めなんじゃないかと思う。

それから、この禁煙方法をやってみてどれくらいの期間で禁煙できるかは人それぞれなのだけれど、2週間もあれば慣れるんじゃないかと思う。ちなみに、カートン買いしてる人はお金が勿体ないから最後の一箱になるまで吸ってから始めるか、誰かに売るなりして焦らずに始めよう。

タバコの匂いの無い禁煙環境を整える

まず最初はタバコの無い禁煙環境を整える事から始めよう。部屋の中にある灰皿は綺麗に洗って、手持ちのタバコと一緒に生活していて目につかない場所に片付けてしまおう。タバコと灰皿はまだ捨てなくても良くてただ単純に片付けるだけ。

タバコと灰皿を片付けた後は、部屋中に消臭剤を撒いたり好きな香りのルームフレグランスを置いて、可能な限りタバコの匂いを消し去る。服にタバコの匂いが付いてしまっていたら、片っ端から洗濯してしまおう。

タバコの匂いを嗅いでしまうと吸いたくなってしまうし、そこを頑張って禁煙するのではなく、あまり頑張らずに禁煙するのがテーマなのでタバコの匂いからはとにかく距離を置くのがすごく大事なポイントだ。

最後に、個人的に最も重要なポイントなのはストレスから逃げる事だと思う。タバコを吸いたくなるのは単純な惰性もあるけれど、気持ちが不安定になった時にもタバコを吸って気分を落ち着かせるという事も多々あるので、ストレスフルな環境に晒されている状況だと禁煙はほとんど不可能に近いと言える。

禁煙のコツその1:禁煙環境を整える

  1. タバコと灰皿が視界に入らない様にする
  2. タバコの匂いを消す
  3. 最後の一箱で始める
  4. ストレスから逃げる

我慢の限界に達したらタバコを吸う

え。なに言ってるのこの人。 なんて声が聞こえてきそうだけれど誤字でも脱字でもなく「我慢の限界に達したらタバコを吸う」が基本方針。禁煙は頑張るとイライラして余計に吸いたくなるものなので、あまり頑張らずに吸いたくなったら吸えば良いよという方針でやっていくのが肝なのだ。でも、ここで普通に吸っていたのでは禁煙にはならないので、吸いかたを変えなくてはならない。

まず、タバコの持ち方をいつもと違う持ち方に変える。禁煙をするということは習慣を変えることに他ならないので、タバコを吸う時の仕種を変えるのは簡単にできるけど大事なポイントの一つと言える。勿論、禁煙チャレンジ中に我慢できずに吸う時にも習慣づかない様に、毎回必ず違う持ちかたをする。不自然な持ちかたになるくらい変化を付けよう。

そして、タバコに火をつけて普通に吸うのではなく、一口目をゆっくり吸ってとにかくゆっくり吐き出して気分を落ち着けよう。まだ少し物足りなさを感じるのなら二口目も同じ様に吸って、多くても三口目でやめて終了しよう。

最後に、タバコを吸い終わった後には必ず水で口の中をすすいで、口に残ったタバコの匂いを十分に洗い流す。当たり前だけど、吸う時は換気扇の下等で吸って、吸い終わったら灰皿を綺麗に洗って、必ずタバコの匂いのない環境に戻す事。

禁煙のコツその2:限界に達したらタバコを吸う

  1. 我慢の限界に達したらタバコを吸う
  2. 習慣を変えるために、タバコを吸う時の持ちかたを毎回必ず変える
  3. ゆっくり吸ってゆっくり吐き出して気分を落ち着けよう。けれど、多くても三口目で必ずやめる。
  4. 吸った後は水で口の中をすすいでタバコの匂いを洗い流す

習慣を変える七日間と二カ月

結局のところ、基本的には我慢するというだけの話に見えるのだけれど、実質的には「いかに我慢をするのか」ではなく「いかに習慣を変えるのか」がとても重要になってくる。

所要期間としては二カ月くらいを見積もって、この期間を生活習慣変更期間としてタバコの匂いや意思の力を鈍らせるお酒から離れるために、飲酒やタバコを吸う友人との付き合いを一旦中止する。

初日はタバコを吸いたくなったら飴玉を口に入れたり、飲み物を飲んだり、お風呂に入ったり、我慢の限界に達するまで別の事をして気を紛らわせよう。最終的に限界に達したら吸うのだけれど、初日なので5本以下程度に抑えるくらいには頑張って我慢しよう。タバコは一箱あたり20本入っているので、残り14〜15本くらいになる様に頑張ろう。

ちなみに、タバコを吸うときには名残惜しく三口目まで吸うのではなく、なるべく一口目で終えて、タバコを吸う動作の習慣をやめる事を意識する。

二日目と三日目も同じ様に別の事をして気を紛らわせるのだけれど、起床後の最初の1本目はとことん遅らせる。勿論、限界に達したら吸っても良いのだけれど、最初の1本目を遅らせてみるとタバコの味が変わっているのが実感できると思う。単純に不味く感じるので、初日よりも少ない本数に抑えやすいと思う。

三日目を経過した時点で残り8〜10本くらいにまで抑えられているのが理想。

そして四日目にもなると、習慣的に吸いたい気持ちはまだあってもタバコの匂い自体は嫌な匂いに感じる様になってくる。医学的な根拠とかは知らないけど、体からタバコの成分が抜けていってるのかも知れない。こうなってきたら今後はタバコを肺まで吸い込まずに、口の中だけで吹かす様に変更する。

四日目を経過した時点で残り5〜7本くらいにまで抑えられる様になっていると思う。

五日目や六日目、七日目も同じ様に過ごして1日に吸う本数が1〜2本程度にまで抑えられたら、その時点でもうほとんどタバコを吸う習慣がなくなっているので残りのタバコと灰皿を捨ててしまおう。

それから一カ月もするとタバコを吸う習慣から完全に解放されて、二カ月後には元々吸ってなかったかの様に生活できる様になるはずだ。

禁煙のコツその3:七日間と二カ月で習慣を変える

  1. 二カ月間は飲酒やタバコを吸う友人との付き合いを中止する
  2. 七日間かけて一日毎にタバコを吸う本数を減らしていく
  3. タバコの匂いが嫌になってきたら口の中だけで吹かす様に変更する
  4. 口で吹かす事に変更後、1日当たりの本数が1〜2本になったらタバコと灰皿を処分する

禁煙のコツのまとめ

長々と書いてきたけれど、まとめると以下の通り;

禁煙のコツその1:禁煙環境を整える

  1. タバコと灰皿が視界に入らない様にする
  2. タバコの匂いを消す
  3. 最後の一箱で始める
  4. ストレスから逃げる

禁煙のコツその2:限界に達したらタバコを吸う

  1. 我慢の限界に達したらタバコを吸う
  2. 習慣を変えるために、タバコを吸う時の持ちかたを毎回必ず変える
  3. ゆっくり吸ってゆっくり吐き出して気分を落ち着けよう。けれど、多くても三口目で必ずやめる
  4. 吸った後は水で口の中をすすいでタバコの匂いを洗い流す

禁煙のコツその3:七日間と二カ月で習慣を変える

  1. 二カ月間は飲酒やタバコを吸う友人との付き合いを中止する
  2. 七日間かけて一日毎にタバコを吸う本数を減らしていく
  3. タバコの匂いが嫌になってきたら口の中だけで吹かす様に変更する
  4. 口で吹かす事に変更後、1日当たりの本数が1〜2本になったらタバコと灰皿を処分する

大きく分けると3つ、全部で12項目あって多く感じるけど、一つ一つは大して難しい事は無いと思うのだけれど、どうなんだろう。

巷に溢れている禁煙方法は「禁煙を始めたら吸わない」というのがほとんどなのだけれど「習慣を変える」という観点に立ってみると、毎日行なっている習慣をピタリとやめるのは難しいのは当たり前の事だろうと誰もが思うはずだよね。

けれど、禁煙に関しては何故だかピタリとやめる事を要求するから挫折する人が多いんじゃないかと思う。勿論、ダラダラと何カ月もかけて徐々にやめようとしても、習慣は続けている限りやめる事なんて出来ないので、短い期間で一気に変えていく方が良いのだ。多分。

これはあくまでも個人的な手法なので、誰でも実践できて、誰でもやめれるかどうかなんて分からないのだけれど、あまり頑張らない禁煙方法として試してみても損は無いと思う。

てゆか、一体何文字書いたんだか…長い。読む人いるのか。。